小林博子写真展に行く。
何か忘れ物をしたような感じがしないでもない。
展示フロアに入ると丁度、小林さんが出て来るところだった。挨拶もそこそこにさっそく見せていただく。今回はウガンダ、ブルキナファソ、ベナンとアフリカの3カ国が中心で、子育て、炊事、洗濯、野菜や果物、薪などの販売と、逞しく働くアフリカの女性達の姿が写し出されていた。女性カメラマンのなせるワザか、否、小林さんのお人柄なのだろう、自然な眼差し、にこやかな感じの人が多い。
また、いろいろな色や柄の服を着こなす感覚に驚かされた。
濃い土の色を背景に写真が美しい。
ポジフィルムでの撮影とデジタルを使い分け、(小林さんにお聞きした)素晴らしいショットの輝く写真展だった。