絵ごよみ 波切（なきり）漁港

波切（なきり）漁港　F15
大王崎・波切漁港は２０１６年８月に取材近鉄鵜方駅から御座港行きのバスに乗り、大王崎灯台で下車。波切漁港は外海の船上から見たとすると、大王崎灯台に向かって右手裏にある深い入江で、昔から嵐の時や波の荒い時には、外海から小高い山に守られた、この深い入江に避難したそうだ。この日は夏の晴天と言う事もあり、外海とは違い本当に静かだった。僕は港の付け根から外海の方にかなり離れたところから、前景に漁船群、遠景に熊野灘と遠州灘を見下ろすような、絶壁に立つ大王崎灯台を入れて真夏の波切漁港を描いた。

第２３回美崎太洋個展のフライヤーにも　『絵描きの町大王町』と題してコメント　

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