洋画家 美崎太洋の遊画遊彩

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絵ごよみ随想・初めて描く。1994年12月3日

画材店で買いそろえたクサカベの油絵の具、パレット、筆、筆洗、油壺、ナイフ、ペインティングオイルなど、木箱に入ったセットとファンデーションを塗った6号キャンバス2枚をクリップで止め、教室に持参。少し早めに着いたが、さっそく先輩からイーゼルの保管場所を教えていただいた。それは二階の鍵の掛かる小部屋にあり、スチール製の棚に木製のスタンダードなイーゼルが何本も山積みになっていた。4〜5本両手に持って3階の教室に持って上がる。先輩方も早く来た人が持って上がるらしい。しかし、これは新人の仕事だなと思った。どの世界でも新人としてのやるべきことは必ずある。当たり前のことながら、ちょっとめんどくさいなと思った。自分の仕事以外となると勝手なものだ。
イーゼルの立て方、絵の具やパレットの使い方など、説明を受けながら準備をはじめる。実を言うと高校(機械科)の時、美術クラブに入り3〜4枚ではあるが、油絵を描いたことがある。そんな事で一応、知ってはいたが、昔の事でもあり、一生懸命に聞きながらセットした。(高校時代は美術部以外に自動車クラブにも入っていたので、絵はほとんど描いていなかった。)
セットが終わりいよいよ描きはじめる。モチーフは椿の花だった。だんだんと描き進めるうちに楽しくてにこにこしながら描いた。本当にうれしかった。いろいろな理由はあったにせよ、なんで今まで絵を描かなかったのか不思議なくらいだった。「初めてじゃないんじゃないの」「最初からそんなに描けなかったよ、僕は」などと先輩方からおだてられながら、調子に乗って描いた。まだ井上先生とは会えず・・・。


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by taiyoart | 2014-12-04 09:39 | 絵ごよみ随想 | Trackback | Comments(0)
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