小松健一オリジナルプリント展に行く。
僕も絵を描き始めるずっと前、自分で現像やプリントをした経験があったので懐かしい感じがした。
モノクロはやはり魅力がある。
色での押しつけが無い分、全体の微妙な空気感を感じたり、イメージがふくらんだりする。
僕は絵を描く時は色で攻めまくって描いているのだが、時々は頭の中でモノクロにして色を決めていく事がある。固有色に囚われないで描きたいからだ。
しかし、写真展の場合は色に変換することは無く、素直に見て感じるままにしている。
モノクロは語り部のようで何回見てもあきない。
僕の好きな写真は上のモンローが一番。その次は中程の入り口から外をながめる二人の尼僧。
秋に写真展開催予定のグループ「風」のメンバーが次々と訪れ、主宰の小松健一氏から作品のセレクトやアドバイスを受けていた。
打ち上げには何故か写真家の中にただ一人、絵描きがいた。
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