洋画家 美崎太洋の遊画遊彩

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第17回大洋展1995年(平成7年)11月25日〜12月1日まで開催。
この年は1月から井上 和先生の指導を受け、4ヶ月で個展を開催。(先生には事後承諾)大洋展に初入選と、かなりパワーを出した。絵を描けることがうれしくて自然に描きまくったのだのだが、大洋展に出品するために僕はF50号の絵を2週間で4枚描いた。その内の2枚を出品したが、一番最初に描いたこの作品が入選した。1枚で良かったのだろうが、描かずにいられず50号のキャンバスを現場に持ち込み描きまくった。井上先生は後日「お前はあの時死に物狂いだったな」と言われた。いま考えると確かに死に物狂いだったのだなと自分でも思う。今より20歳若いので当然かもしれないが・・・

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福浦の防波堤から描いた。
絵ごよみ随想・大洋展初入選_a0086270_1224766.jpg
右は琉球舞踊家の崎山陽子さん
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中央が僕が絵描き宣言をした店のオーナー故大嶺ヨシ子さん(画家の故大嶺政寛さん、大嶺政敏さんとご兄妹)
大嶺さんはお亡くなりになるまでの間、毎回僕の個展に来てくれていた。通称、壷屋のおばちゃん、この方と岸元克巳さん(作詞家、斬り絵作家)とご縁を持てたからこそ絵描き宣言に至った。師匠の井上先生とこのお二方は大の恩人である。



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# by taiyoart | 2014-12-12 19:21 | 絵ごよみ随想 | Trackback | Comments(0)
風景2 S3 油彩 2008_a0086270_1326113.jpg



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# by taiyoart | 2014-12-12 13:28 | 山(油彩) | Trackback | Comments(0)

絵ごよみ随想・葉山

1995年10月14〜15日 井上 和先生に指導仰ぐ絵画グループの写生会に参加。葉山の御用邸下にある宿に一泊して、みんなで葉山の風景を描いた。僕は以前に福浦の写生会にも参加していて、その時はなんとか自然に描くことが出来たので今回もそのつもりで張り切っての参加だった。しかし、葉山はだだっ広く360度風景、最初どこを描こうかと迷い、ぐるぐると砂浜を回っていた。そんな僕に井上先生は「どこか好きな所を切り取れ!」なにやってっんだ!と言わんばっかりに強く言われたので、僕はあわてて長者ヶ崎方面に向かってイーゼルを立てた。その絵はお気に入りの1枚となったのだが、どこにあるのか探せない。積み重ねたキャンバスの何処かにはあるのだが、写真もないので1年後、再び訪れ描いたものを掲載します。

絵ごよみ随想・葉山_a0086270_1244876.jpg





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# by taiyoart | 2014-12-10 12:34 | 絵ごよみ随想 | Trackback | Comments(0)
つりがね草 F4 油彩 2013_a0086270_125221.jpg



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# by taiyoart | 2014-12-10 01:28 | 花・静物(油彩) | Trackback | Comments(0)
この両日、初めて福浦港に行く。井上 和先生をはじめ絵画グループのメンバーと出かけたのであった。絵描き宣言後、初めての風景画でもあり、記念すべき作品だが、まだ対象物を見る目が甘く、おおざっぱな絵となっている。しかし、この時のうれしい気持ちがこれを見る度よみがえるので、その後、ずっと裸のキャンバスのまま鴨居の上にぶらさげてある。今は亡き恩師 井上 和先生に連れられて行った初めて海、福浦港でもあり、僕にとってはお守り的な存在となっている。その後も福浦港には何十回となく通っているが生涯続く事だろう。海洋画家へのスタートとなった漁港だ!

福浦港(Ⅰ)F10    鴨居の上の絵
絵ごよみ随想・海洋画家へのスタート福浦港 1995年7月26日(水)〜27日(木)_a0086270_12572267.jpg

福浦港(Ⅱ)F10
絵ごよみ随想・海洋画家へのスタート福浦港 1995年7月26日(水)〜27日(木)_a0086270_12583055.jpg



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# by taiyoart | 2014-12-09 13:12 | 絵ごよみ随想 | Trackback | Comments(0)

美崎太洋の油絵ほか、友人知人の絵画、写真、絵手紙等の展覧会情報など。


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